目 次 分類順 戻 る

ネンブツダイ
Apogon semilineatus Temminck et Schlegel
スズキ目テンジクダイ科テンジクダイ属

 福井県高浜町音海、2004年6月4日、12cm

 概 要

 体はピンク色で、背ビレの先端と尾ビレの付け根に黒斑、背中と目の両側に黒色帯があります。全長は最大でも10cmを超える程度。

 主に磯や、その近くの防波堤の周りなどに大群を作っています。


「念仏鯛」の由来
 ネンブツダイの名の由来に付いては、二つの説があります。

 一つ目の説は、求愛行動の時、念仏を唱えているかのような音を発することから念仏鯛を名付けられたというものです。

 二つ目の説は、オスが卵が孵化するまで口の中で保護するという産卵習性に由来し、口を開閉して卵に新鮮な水を送るときの様子が、念仏を唱えているように見える、というものです。

 釣り方

 神戸をはじめ瀬戸内海ではほとんど見かけない魚ですが、和歌山あたりまで行くと餌取りの普通種で、探り釣り、ウキ釣りなどで時に嫌というほど釣れます。

 記 録

主な記録
 和歌山県日高町阿尾漁港、2003年8月17日、10cm前後、8尾、サビキ
 他、和歌山県では串本町串本港で釣れています。

 料 理

 唐揚げ、南蛮漬けなど。

目 次 分類順 戻 る

ネンブツダイ 2005年1月1日 記

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送