マコガレイ
Pleuronectes yokohamae Gunther
カレイ目カレイ科ツノガレイ属
明石市明石新波止、2004年12月19日、12cm
概 要
水深100ｍ以浅の砂泥底に生息、ゴカイなどの多毛類や、甲殻類などを餌としています。全長は約50cm。
神戸周辺で釣れるカレイはほとんどがマコガレイで、イシガレイは比較的少ないようです。丘っぱりで釣れるカレイは通常その２種で、他はごくまれにメイタガレイが釣れる程度です。本種のことをマガレイと呼ぶこともありますが、マガレイの和名を持つ種は別にいます。
釣り方
投げ釣りで狙います。同じ投げ釣りでも、キスの引き釣りとは違い、仕掛けを投げ込んで置き竿にしてアタリを待ちます。
餌はマムシ、青イソメ、コガネムシなど。なかでもマムシが一番効果的なようです。
神戸周辺では、主に砂浜のある須磨、塩屋、舞子から明石にかけての西部でよく釣れますが、東部の兵庫突堤、ポートアイランドなどでも釣れます。
釣期は産卵のために岸近くに寄ってくる秋から春にかけて。特に産卵前の秋から初冬と、産卵後の春先によく釣れます。
記 録
淡路島郡家、2003年5月20日、22cm、１尾、投げ釣り／塩マムシ明石市大蔵海岸、2003年12月23日、14〜16cm、２尾、投げ釣り／青イソメ
明石市明石新波止、2004年12月19日、12cm、１尾、チョイ投げ／石ゴカイ
