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キタマクラ
Canthigaster rivulata (Temminck and Schlegel)
フグ目フグ科キタマクラ属  <毒>

和歌山県串本町串本港、2004年2月6日、7cm

 概 要

 体の横に2本の暗色の縦線と、細かい青い線が全体にあります。
 全長は最大で20cmほど。
 皮膚に強い毒、肝臓、腸にも弱い毒があります。亡くなった人を北枕に寝かせる習慣から、この名が付けられています。

 主として沿岸の磯の周りに生息、各種の小動物を食べています。

 釣り方

 毒魚であり、釣りの対象とはされません。本来熱帯性の種で、瀬戸内海ではあまり見かけませんが、和歌山県や四国の太平洋側では外道として各地で普通に釣れます。

 記 録

 和歌山県串本町串本港、2004年2月6日、7〜12cm、探り釣り/青イソメ
  他に、和歌山県では日高町阿尾漁港、徳島県では牟岐町古牟岐漁港、宍喰町竹ヶ島、高知県では甲浦で釣れています。

 料 理

 毒を持つため食用とされません。

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キタマクラ 2005年1月4日 記

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