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イシガキダイ
Oplegnathus punctatus (Temminck et Schlegel)
スズキ目イシダイ科イシダイ属

  和歌山県田辺市天神崎、2003年8月18日、11cm

 概 要

 イシダイやメジナと並ぶ磯釣りの人気魚種です。白と黒の石垣状の斑紋が特徴ですが、成長するにつれて紋が細かくなり、特に成長したオスでは紋が完全に消え、口の周りが白くなってクチジロと呼ばれるようになります。クチグロと呼ばれるイシダイとは対照的です。通常は全長60cmほどですが、最大で80cmを超えることもあります。

 主に浅海の岩礁帯に生息していますが、イシダイよりやや南方系。幼魚〜若魚のうちは防波堤周りでも釣れます。クチバシ状に癒合した歯を持ち、貝類や甲殻類などを噛み砕いて食べます。

 釣り方

 大物は磯釣りの対象となりますが、神戸にはこのような磯がなく、私も磯釣りは専門外なので、ここでは小物釣りについてのみ述べます。
 方法はイシダイ同様に胴突きの探り釣り、ズボ釣り、ウキ釣りなど。
 餌は青イソメ、マムシ、シラサエビなど。

 神戸周辺では、須磨海釣り公園、平磯海釣り公園、大蔵海岸などで釣れています。しかし、イシダイに比べ数が少なく、他魚狙いの仕掛けにときおり掛かってくる程度で、普通は狙って釣れる魚ではないようです。

 釣期は初夏から秋。水温が低下すると南のほうに移動していきます。

 記 録

 和歌山県田辺市天神崎、2003年8月18日、11cm、1尾、サビキ/オキアミ

 料 理

 刺身、塩焼き、煮付けなど

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イシガキダイ 2003年10月29日 記

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