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アナハゼ
Pseudoblennius percoides Gunther
スズキ目カジカ科アナハゼ属

淡路島土生漁港、2004年2月11日、17cm

 概 要

 体長18cmほどの小型種。一見ハゼに似ていますが、ハゼ科がスズキ目に属するのに対し、アナハゼ類などカジカ科の魚はカサゴ目に属しています。
 他のアナハゼ類とは、下あごの下面に暗色斑がないこと、体の下半分に白色斑がないか、あっても小さいことにより区別できます。体の色や斑紋は、個体によりかなりの変異がありますが、緑色がかったものが多いようです。

 潮間帯や浅海の岩礁帯、藻場に生息、小型甲殻類などを捕食します。

 釣り方

 通常根魚狙いの外道として、探り釣りやチョイ投げなどで釣れます。

 釣りの対象ではないので、情報はほとんどありません。淡路島で釣れているので、神戸周辺ではまだ釣ったことはないのですが、おそらくいるとは思います。

 記 録

 淡路島土生漁港、2004年2月11日、17cm、1尾、探り釣り/シラサエビ
 淡路島郡家、2004年2月11日、10〜18cm、6尾、探り釣り/シラサエビ
 福井県高浜町音海、2004年6月5日、15cm、2尾、探り釣り/オキアミ

 料 理

 小型種であり、通常は食用とされませんが、北日本で食用とされているカジカの仲間であり、味は悪くないようです。

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アナハゼ 2005年1月2日 記

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