アカオビシマハゼ
Tridentiger trigonocephalus (Gill)
スズキ目ハゼ科チチブ属
神戸市六甲アイランド南公園、2003年6月1日、7cm
概 要
通常２本の暗色縦帯を持ちますが、変異が多く帯が見えなくなったり、写真のように点線状になることもあります。また、同一個体でも模様が変化することもあるようです。体長は10cm程度。
本種とシモフリシマハゼは、以前は同一種とされ、シマハゼとと呼ばれていましたが、1989年に２種に分割されました。本種は、生時には臀ビレに２本の赤色縦帯とその中間に白色縦帯があり、これがシモフリシマハゼとの区別点になります。
シモフリシマハゼが主に汽水域に生息するのに対し、本種は主に海水域に生息していますが、汽水域に入ることもあります。
釣り方
小型種で釣りの対象とされないため、情報がほとんどありません。
神戸周辺では、六甲アイランド南公園で釣ったことがあります。
